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美容鍼 老化を加速させる3大要因 3.血流低下
こんにちは!すずらん鍼灸整骨院の美容鍼灸師の岩崎です(^^)
今回はお顔の老化を加速させる3大要因の一つ
『血流低下』について
お顔、お肌において血流が低下すると、どうなるのでしょうか?
見た目年齢を大きく左右する肌の状態ひとつとっても、
皮膚の細胞を維持する栄養や水分や酸素を届けているのは、
血管であり、その中を流れる血液です。
血管の機能や活動が衰えれば、当然ながら肌へ必要なものを届ける働きも衰えて、肌が老いる事になります。
血管には、「動脈」「静脈」「毛細血管」の3種類がありますが、血管全体の99%を占めているのは毛細血管です。
動脈と静脈の間をつなぎ、動脈からは栄養素や酸素、水分を受け取り、静脈へ細胞から回収した老廃物や二酸化炭素を受け渡しています。
一人の人間の血管の長さを合わせると、地球2周半になるとも言われています。
皮膚の下には毛細血管が隙間なく張り巡らされ、皮膚の機能と働きと生まれ変わりをサポートしています。
そして血管年齢が若いほど、血管がしなやかに広がるため、血流も良くなって血液がより多く、皮膚のすみずみまで届くため、
肌の状態も当然ながらよくなります。
つまり、血管は、体の内側から肌を美しく保つための「美容液」を届ける役目を担っているのです。
また、その血管にダメージを与えて老化させる大きな要因が2つあります!
そうです。
お察しの通り、
「酸化」と「糖化」です!!
血液中が高血糖状態になると、血糖値を下げるホルモンが分泌されます。
血糖値の乱高下が起こると、血管細胞内には大量の活性酸素が発生します。
活性酸素は細胞を強力に酸化させて傷つけ劣化させてしまいます。
血管の主要な材料はタンパク質です。血液中に多量のブドウ糖があふれている
高血糖状態が続くとブドウ糖と血管壁のタンパク質が結び付き「糖化」を起こします。
酸化、糖化は血管を傷つけ、血流を低下させます。
また、毛細血管は加齢とともに減少していくことが分かっています。
20代をピークに40代から徐々に減少し始め60代になると20代と比べ40%もの毛細血管が失われるといわれています。
つまり、単純に考えても、20代の頃よりも皮膚へ血管が届ける「美容液」が半減してしまうということです。
コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを産生する線維芽細胞への血液供給(栄養)が少ないと当然、細胞に元気がなく老化が加速してしまいます。
この様に『酸化、糖化、血流低下』はお顔、お肌を老化させる要因となり、それぞれ密接に関係していました。
次回は血流低下におけるアンチエイジング、血液循環改善についてお伝えさせていただきます(^^)/
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